今回は、私が初めて購入し、5年乗り続けてきたロードバイク「TCR SLR 2」を紹介しようと思います。
バイクの概要
GIANTのTCR SLR 2は、2019年モデルとして発売され、高性能と手頃な価格を兼ね備えたロードバイクです。価格は約200,000円と、初心者向けの価格帯でありながら、上級者でも満足できるパフォーマンスを提供します。
デザイン・構造
TCR SLR 2は、軽量なアルミフレームを採用しており、全体の重量は約8kgと非常に軽量です(正確にはペダルなしで7.8kg)。この軽さは、特に登り坂やスプリントで威力を発揮します。
購入当初はど素人なので軽いのかどうかわかりませんでしたが、今思えばこの重量は衝撃的!!
カラーオプションはブラックとブルーがあり、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。私のバイクはブラックを選びましたが、落ち着いたカラーリングで飽きの来ないデザインです。
コンポーネント
このモデルには、シマノ105コンポーネントが標準装備されており、精度の高いシフティングと信頼性の高いブレーキングを提供します。GIANT独自のホイールセットは、耐久性とパフォーマンスのバランスが取れており、特にロングライドでその実力を発揮します。
5年間の耐久性とメンテナンス
5年間の使用で感じたのは、このバイクの耐久性です。通常のライドから過酷なロングライド、雨の日や悪路での使用でも、大きなトラブルは一切ありませんでした。もちろん、チェーンやブレーキパッドの交換などの消耗品交換が必要でしたが、それも年に一度程度で済みました。
また、リムブレーキ仕様のため、ブレーキの調整やパッドの交換が比較的簡単で、メンテナンスコストを抑えられる点も魅力です。私は、ハンドル、ステム、サドル、クランク、プーリーなどをアップグレードしてきましたが、その都度、パフォーマンスの向上を実感しています。
初心者にとって扱いやすいリムブレーキは大きなメリットだね!
乗った感覚
TCR SLR 2に乗った際の第一印象は「軽い」ということです。特に登り坂での加速感は素晴らしく、長時間のライドでも疲れにくいと感じました。アルミフレームのため、振動吸収性はカーボンフレームに劣りますが、その分、路面の感触がダイレクトに伝わり、ライドの楽しさを感じることができます。
競合モデルと比較
同価格帯のCannondale CAAD13やSpecialized Allezと比較すると、TCR SLR 2は非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。特に、剛性と軽量化を両立したフレーム設計は、競合モデルと比べても一歩先を行っていると感じました。
長期使用の利点と考慮すべき点
TCR SLR 2は、長期使用に耐える構造で、5年乗り続けてもその性能が大きく低下することはありませんでした。ただし、アルミフレームはカーボンに比べて振動吸収性が低いため、快適性を求める場合は、タイヤの空気圧を調整したり、振動吸収性の高いサドルやハンドルを選んだり、自分でカスタマイズすることをおすすめします。
まとめ
GIANT TCR SLR 2は、価格と性能のバランスが非常に優れたロードバイクです。初心者から中級者まで、幅広いサイクリストにとって理想的な選択肢となるでしょう。5年間乗り続けた結果、その耐久性やパフォーマンスに非常に満足しており、初めてのロードバイクとしても、すでに経験のあるライダーにも自信を持っておすすめできます。
現在、TCR SLR 2はGIANTの最新ラインナップには含まれていませんが、TCRシリーズ自体は進化を続けており、最新モデルではさらに洗練されたデザインや技術が採用されています。もしアルミフレームにこだわりたい場合は、TCR SLR 2の中古市場を探してみるのも一つの手です。最新のTCRシリーズに興味がある方は、こちらから最新モデルをチェックしてみてください!
どのモデルを選んでも、GIANTのTCRシリーズは間違いなくサイクリストの期待に応えてくれるはずです!!!